田んぼ時間


突然ですが、問題です。
これは一体なんの巣でしょう?
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先週(8/30)の若杯者「稲刈るどぉ!」で、残った部分を刈りに行きました。
まだまだ残ってますけど、スタッフたちが余った時間にボチボチと刈っています。
みんなではさ掛けした稲も日干しされて、
くすんだ味わい深い色と景色に変わっていました。
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あ~そうそう、先の問題ですが、
若杯者田んぼで稲刈りをしていると、ちょこちょこあんなモノを見かけます。
きむにぃ曰く、これはネズミの巣だそうです。
先週みんなで稲刈りした時は、住民さんも見かけました。
で、その住民さんがコチラ。(作業中で撮れなかったのでネットから拝借)
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カヤネズミ
日本では一番小さなネズミ。ススキやカヤ等のイネ科の植物の葉を利用し、
直径10cmほどの球状の巣を作る。
田んぼにとっては雑草の種子やバッタやイナゴなどの昆虫を主食としている。

“カヤ”ネズミというくらいですから、
かつては萱場や河川敷・草原などに生息していたみたいです。
だけどまぁ、ご存知のように今は“茅”の文化もなくなって来ましたし、
護岸工事や田んぼも農薬・除草剤などの影響でどんどん住処はなくなり、
自治体によってはカヤネズミは絶滅危惧種に指定されてるようですね。
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若杯者田んぼは無農薬で、手作業の管理の仕方をしました。
(きむにぃお疲れさまです)
そのため雑草もいっぱいですけど、
その環境に付随したたくさんの生き物たちと出会います。
そんな中で作業をしていると
あ~僕らは自然の中で暮らさせてもらっているんだな、
生態系の中に“ヒト”の営みもちゃんと組み込まれているじゃないかと、
自然と感謝の気持ちがこみ上げてきます。
と、言いつつも、
雑草、邪魔だなとも思いますし、
コンバイン格好良いなとも思いますけどね。
時代に逆行するというわけではなく、
理由を知れば先立つ技術の必要性も痛感します。
今回は上手く実りましたけど、病害といったリスクもありますしね。
そうすると、自然への畏敬もそうですが、
知恵や技術を磨いてきた先人を敬う気持ちも出てきます。
効率化を求める理由は、
無駄に思える時間を省き、
その分の時間を他のことに使うということですが、
その無駄に思われていた時間を敢えて過ごしてみると、
無駄ではないな。と気づかされました。
うん、むしろ、早過ぎる現代社会において、
今、一番必要とされている時間なのかもしれません。
“若杯者”の語源はもちろん“若輩者”にかけてあるわけですが、
これは主役である19歳の若者たちだけを示したわけではなく、
関わる全ての者たちが、謙虚さを持って臨もうという意気を含んでいます。
さぁ、次はいよいよ、“お酒づくり”ですね!
謙虚さを持ちつつ、張り切っていきましょう!
<記/あこちゃん>

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